白血球/赤血球8の次9! なななな~なななな~花澤香菜さかな! どーも、ジョイウーマンです
今回は花澤香菜さんが演じたアニメ,ヒロインを解説、紹介していきたいと思います。もともとあった高い人気に加えて『鬼滅の刃』の社会現象をきっかけにTV出演が増えた印象だ。2021年9月現在ではアニメファンだけに止まらず一般層にも名前が広がっている人気っぷりになっている
花澤香菜が演じたアニメとヒロインを10作紹介
癒し系の声質を軸にさまざまな役柄を演じている姿は、アニメファンだけではなく多くの人を虜にする
凪のあすから
向井戸まなか
主人公:光のことが大好きな幼馴染ドジっ子系ヒロイン向井戸まなか(むかいど まなか)を演じる。第三者から見るとヒロインが主人公のこと好きっていうのは明らかに分かる。だけど、まなかが光とは別の男の子に「恋ではない“あこがれ”の感情」を抱くことによって、光が嫉妬するという三角関係という構図が面白い
さらに、この三角関係は複数個ある。7人の男女が織りなす複雑な感情と、海の世界・陸の世界という二極分化された人々の葛藤を描いている。ファンタジーで美しい世界観とリアルな人間模様の融合が魅力的な作品だ

STEINS;GATE(シュタインズゲート)
椎名まゆり
トゥットゥルー♪まゆしぃ☆です
タイムリープアニメの金字塔。多くのサイト、様々な人が評価している神アニメ。だが正直にいうと最初のうちはまったく面白いとは感じなかった
- 大学生にもなって秘密結社とか魔眼とか言っている痛々しい中二病主人公
- デブでネット用語ばかりを使うキモオタ
- 終始人を馬鹿にしてマウントを取る女
- 作中随一の可愛さをもっているが制作陣の“媚び売り”が見えてしまう男の娘系
- メインヒロインなのに上4人と比べキャラが薄く弱い。そのくせにして「トゥットゥルー♪」という一丁前な決め台詞は持っているという傲慢さ
とこのように初見視聴の序盤はよく分からないし、キャラにも好感が持てない!
しかし、このアニメの凄い所はこういった悪い印象をオセロのようにひっくり返してくることだ。最初は好きにならないどころか嫌悪感を抱いていた彼らがだんだんと魅力的に見えてくるのが面白い
2周目をすると1週目とはまた違った見え方になるので、繰り返し視聴し考察するのもオススメだ
ニセコイ
小野寺小咲
THE王道癒し系ヒロイン、花澤香菜といえば小野寺小咲といっても過言ではない。このアニメを見てない人にとっては「かわいいだけのアニメだろ!」というかもしれない。まあ、おおむね合ってる。ふつうのラブコメで幼いころの“約束の少女”探しがわくわくする
しかし、『ニセコイ』の本質的な面白さはそこではない。誰とくっ付くかなんてとっくに分かり切っているのに偽から本物の恋に変わる過程を上手く描いている。キャラを支える声優の演技と、シャフト社による独特な演出・美麗な作画が良い

徒然チルドレン
皆川由紀
これより面白いアニメ、評価するべき作品は数多くあるが、個人的な「おすすめ度」ではNo.1と思っている。なぜなら1つ1つのエピソードが短編集で、1話13分・全12話のラブコメというカジュアルさだからだ
他人にすすめるときは何より「見やすさ」と「短さ」を重視すべきと私は考えている。好きだから~、面白いから~という理由で紹介するというのも悪くはないが、見にくい作品をすすめることは醜いなんつって
花澤香菜さんは『徒然チルドレン』で小悪魔系美少女:皆川由紀(みながわ ゆき)を演じている。まあーこの娘がひかえめにいって最高……! ほんっと可愛いンっすわ。特に古屋兄妹との掛け合いが面白く腹をかかえたし、思わず口角が上がってニヤニヤしてしまう。この3人の関係性が作中で一番好きかもしれない。梶&赤木カップルも好き
PSYCHO-PASS サイコパス
常守朱
上にあげた4人の正統派ヒロインと打って変わって『PSYCHO-PASS』ではカッコイイ女性像を演じている
2112年の世界を舞台に高度なテクノロジーが発展したSFが魅力的なオリジナルアニメ。あらゆる心理状態が数値化された世界で、本当に正しいものは何か? 正義とは何か?というテーマで繰り広げられる
特に重視されている心理状態の数値は「犯罪係数」と呼ばれるもので、その人が潜在的に犯罪をする指標となっている。この数字が一定値を越えればたとえ犯罪をやってない人でも裁かれることになっている。そうした中で現れる特殊体質な犯罪者が出てくる
社会性が高く考えさせられたい人におすすめのアニメだ
東京レイヴンズ
土御門夏目
花澤香菜さん演じる土御門夏目(つちみかど なつめ)は陰陽師の名家である。家のルールによってこのヒロインは男子として振舞う必要性がある。素は和服が似合う美少女なのに「無理してる感がある男装女子」という難しめの役を見事に表現している
個人的にはこの作品の「構成力」は全アニメ中No.1と思っている。上で紹介した凪あす・シュタゲ、挙げてない作品でいうとまどマギ、キルラキル これらのアニメはもちろん面白く、緻密な世界を作り、前半と後半で印象が異なるスゴイことをやっている。『東京レイヴンズ』はそれら作品と比較しても上に行ける。同率1位で『新世界より』(←では花澤さんは秋月真里亜を演じている)も入ってくるかな…?

ハッピーシュガーライフ
松坂さとう
個人的に花澤香菜を語る上では必要不可欠と思ってる今作。正統派ヒロインでもなければカッコイイ系、お姉さん系でもない「サイコクレイジー美少女」を演じている
花澤さんが役を務める松坂さとうはもちろん、『ハピシュガ』に出てくるキャラクターは1人(しょうこちゃん)を除き、頭が狂った奴ばかりで救いようがない。8歳の純粋なロリっ子ですら、年相応かわいさと対照的に心に闇があり怖さがある
人によって合う合わないが大きいため無理して見る必要はない。過剰なくらいイカれた描写とホラーグロテイストの作品だから嫌悪感を示すかもしれない。花澤香菜さんの演技は良いが、作品はオススメしない(←徒然チルドレンで書いてることと矛盾してるぅ~)
ただ、表面的には嫌気が差しヘイトが溜まりまくるアニメだが、本質的には劣悪な環境での「愛」や「幸せ」というものを問いかけてくる作品だ

アカメが斬る!
セリューユビキタス
作中で演じるセリュー・ユビキタス『ニセコイ』の小野寺小咲のような可愛さがありながら、『ハピシュガ』の松坂さとうのような怖さを兼ねそなえている
セリューは主人公サイドの“敵”として登場してくるものの、敵には敵の正義がある。腐敗した帝国を戦争と暗殺によって革命を起こそうとする主人公:アカメ,タツミらと、腐敗してると分かりながらも“悪”に屈することなく国民を守ろうとする“敵”の存在
ダークファンタジーバトルを求めている人に強くオススメしたい一品だ
宇宙よりも遠い場所(よりもい)
小淵沢報瀬
JKが南極を目指すオリジナルアニメ。内向的な少女:玉木マリ(cv水瀬いのり)が南極に行きたい少女:小淵沢報瀬(cv花澤香菜)と出会ったことで物語は始まる
少女たちは南極に行くという旅の過程で、自身のコンプレックスを克服し やりたかったものを見つける。王道かつ細かな演出が工夫されているため、普段アニメを見ない入門者からコアなアニメファンまで幅広い層にオススメできる
国内だけではなく海外からも評価され、ニューヨークタイムズ「2018年 最も優れたテレビ番組(The Best TV Shows of 2018)」にも選ばれている
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(俺妹)
オナニー作品がつまらないというのなら、超すごいオナニーを見せつけてやるだけのことよ!
黒猫(五更瑠璃)
このセリフはネタ枠にされがちだが、なかなかな名言だと思っている。正直、私は『俺妹』を特別評価してないし、特に好きではなかったため内容をほとんど忘れていた(視聴から約8年も経過したというのもある)。だが、このセリフが放つインパクト,独特な言い回し,それでいてしっかりとした意思表示とメッセージ性があったため、この台詞だけは覚えていた
8年ぶりに2周目をして見たが残念ながら特別評価できる作品ではない。しかし、キャラの変化は良いのかなと感じる。劣悪だった兄妹の関係が少しずつ修復されていく描写。互いに不満や思う所があっても受け入れ前に進んでいく感じを醸し出している
まとめ
これら10作品以外ので花澤香菜さんが演じたキャラクターはAngel Beats!(天使 / 立華かなで)、僕らはみんな河合荘(河合律)、『監獄学園(プリズンスクール)』の緑川花などがある
私が初めて花澤香菜さんの名前を知ったのは『神のみぞ知るセカイ 女神篇』だった。だが、名前を知る前に声自体はすでに知っていた。当時『SKET DANCE(スケットダンス)』と『ダンボール戦機W』を見ていたからだ。子供のころに見ていたアニメを大人になってから見ると意外に面白かったりするためオススメしたい
基本的には透明感がある可愛らしい声質が魅力的だが、正統派ヒロインだけではなく様々な役柄をやっているのがスゴイ
最後まで読んでくれてありがとう。ではまた!
『神のみぞ知るセカイ』汐宮栞
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