
こんにちは! アニメイキングの黒木白桃です。今回は2021年春アニメ注目の作品を紹介します。独断と偏見あふれる選び方だが、自身の感性にひっかかった作品のみに絞ってます
2021春アニメおすすめオリジナルアニメ
アニメをチェックするときはオリジナルアニメに注視しろ! 原作付きとは違ってネタバレを気にすることもないし、最初からアニメというメディアで作られているため最高の状態で見ることが出来る
原作付きと比べるとどうしても注目度は下がるが、世間をうならせてくる作品を出してくるのはオリジナルアニメが多い
Vivy -Fluorite Eye’s Song-(ヴィヴィ)
ヴィヴィ フローライトアイズソング
期待85不安15。進撃の巨人で有名なウィットスタジオが手掛けるAIと人間をテーマにしたSF作品。アニメーションクオリティは間違いなく良い。さらに、シナリオをリゼロの長月達平が構成している
主演は種崎敦美 彼女の演技は感情が薄いながら温かみを感じる。意思を持ったAIというキャラにピッタリな人選だ
唯一の懸念点は長月氏が前に手掛けたオリジナルアニメ『戦翼のシグルドリーヴァ』がいまいちだったこと。リゼロは小説という媒体とWHITE FOXの怖い演出がガッチリとハマったことでアニメも成功している。オリジナルアニメという制作体制でどこまで力を出せるかで評価が変わるだろう
ダークホース枠 『オッドタクシー』
まあこれは放送開始前ではどう転ぶか分からない。ただ私の感性にひっかかっただけだ
正直、製作会社の名前も、監督も脚本家も聞いたことがない。世界観は現代の繁華街を舞台に、動物がタクシー運転手をしているという変わった設定
主人公:小戸川(ことかわ) CV花江夏樹
無名のスタッフが変化球を投げてくる。しかも原作付きの作品ではなく0からアニメを作っている挑戦的な作品だ。ミキやトレンディエンジェル、森三中といった有名芸人をキャスティングしている意図も気になる
続編が期待されてるオリジナルアニメ「ゾンサガR」や「ダイナゼノン」86やおさまけ・ひげを剃るといったラノベ原作が注目されるなかで今作はダークホースとなれるか!?
覇権候補1 『ゾンビランドサガ リベンジ』
2018年秋、奴は覇権を取った。奴はふざけたB級ホラーのようなPVで見向きもされなかった。だが、奴は1話開始70秒で世間の注目をかっさらった。伝説のアニメ『ゾンビランドサガ』が2年3か月ぶりに再び旋風を巻き起こす!!
さて、まったくの無名だった状態から2018年年間覇権アニメまで登りつめた今作。おそらく順当にいけば今期も覇権を取ることが容易に想像できる
だが、ダークホースで面白い作品と、すでに注目されている作品のハードルは違う。すでに注目されまくったゾンビランドサガが1期同様の熱意があるか?といわれたら疑問が残る。しかし、そんな疑問をあざわらうかのように制作陣は自らハードルを上げ、より高みを目指そうとしている
1期で描けなかったことをどう“リベンジ”してくるか楽しみにしている
『ゾンビランドサガ』のことですから(リベンジ)しないのかもしれませんね
2021春アニメおすすめ新作アニメ
原作は全ての作品で未読。
不滅のあなたへ
半年前に見たPVからかなり期待している作品。『聲の形』作者とシナリオに定評があるブレインベースが手掛ける
言語化が難しい作品で見てみないとまだ分からないが、壮大なファンタジーでNHKの豊富な資金力があるから間違いない。「球」や「観察者」といった概念があるため、特定の登場人物は居なくて3人称視点で繰り広げられるのかな?
数々の賞をとっている漫画をどうアニメーションに落とし込むか非常に楽しみだ
覇権候補2 『86-エイティシックス』
電撃文庫とA-1Picturesがタッグを組んだアニメ。メカニックデザインにはアルドノアゼロ、レクリエイターズといったアニメをやってI-IV(アイフォー)氏。音楽には澤野弘之といったクリエーターが携わっている
個人的注目度はわりと中立だが、売上観点で見れば『ゾンビランドサガ リベンジ』と並んで今期の覇権候補と思っている
A-1だから作画自体はまったく問題ないと思うが、こういったバトル・ミリタリーもの作品は戦う意義や戦略・戦術をきちんと描けるかによって評価が変わる。同A-1のSAOは戦闘作画はかっこいい・スゴイのに、ただ戦っているだけだから面白くない。対して灰グリとかは知恵をきちんと描写した面白いバトルだった
作画と音楽は神だったよね!でもシナリオ展開ゴミだけどね。と言われないためにも、ぜひキャラクター心理を明確に描いて、売れるだけではなく名作になってほしいと願っている
さよなら私のクラマー
『四月は君の嘘』の作者:新川直司による女子サッカー漫画を原作としている。PVを見るまで名前も聞いたことがなかったが、四月は君の嘘の作者によるアニメと分かって視聴を決意
個人的に『四月は君の嘘』は特別な感情を描いている。モノクロだった少年少女たちが「色」を取り戻してくる繊細な心理描写と演出には驚かされた。見ているこっちまで心が締め付けらける。良い意味でもう二度と見たくない作品に感じた。彼らが歩んできた決意を逆戻りしたくないからだ
前作『四月は君の嘘』同様に今作『さよなら私のクラマー』も緻密な心理あふれていると予想する。その秀逸な表現方法はワンピース作者:尾田栄一郎が嫉妬している。引用元ワンピース尾田栄一郎氏が“嫉妬した漫画” 原作担当者が「びっくりしました」
シャドーハウス
幼いキャラクターデザインに対して、内容はダークな雰囲気が漂ってると感じた。制作は青ブタ・約ネバで有名なCloverWorks(アニプレックス子会社・A-1が分割)
“影”と“人形”が織りなす不思議な世界が魅力な作品だ
スーパーカブ
普段ならこういう作品はスルーするが、背景が綺麗だと思ったこと・セリフ無しのBGMと字幕で見せてくるPVの雰囲気が気にいった点で視聴しようと決める
こういった日常系作品でありながら、親がいないという重めの設定。意外にギャップがある今作は刺さる人には刺さる。地味なテイストだが流行りそうな感じは大いにある
BLUE REFLECTION RAY/澪
コーエーテクモゲームスのガストブランドより発売されたPS4・VITAソフト『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』を元にした3作品プロジェクト
『花咲くいろは』のキャラ原案:岸田メルが手掛ける少女と、コーエーのリアル寄りのモデリングがアニメという媒体でどう表現するか。アニメーションを制作するのはJ.C.STAFF。個人的にはJCは当たり作とはずれ作が大きいと感じる
この9作の中では1番不安が大きい。だがコーエーブランドを信じてとりあえず1話は見ようかなという感じ。
次クール作品を見てみる「2021年夏アニメおすすめ13選+売上・覇権予想」



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