こんにちは! アニメイキングの黒木白桃です
今回紹介するのは「ISLAND」
フィールが手掛けるかわいいヒロインが魅力的です
1.謎が多く考えながら楽しめる
2.序盤の伏線を上手く回収する
3.上手い構成だが、尺が足りないのは否めない
概要
1.放送時期 2018年夏 7-9月 全12話
2.制作会社 feel.
・D.C.II 〜ダ・カーポII〜 kiss×sis 失われた未来を求めて
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 だがしかし
月がきれい ヒナまつり この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
3.監督 川口敬一郎
・SKETDANCE まよチキ! お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ
「人生」 ひぐらしのなく頃に2020年版 おちこぼれフルーツタルト
4.構成 荒川稔久
・狼と香辛料 ヨスガノソラ パパのいうことを聞きなさい!
キングダム アウトブレイクカンパニー この美術部には問題がある!
5.キャラデザ 川村幸祐
6.主題歌 田村ゆかり 「永遠のひとつ」
7.主演声優 鈴木達央 田村ゆかり 阿澄佳奈 山村響
8.原作 Windows用ゲームソフト 作者.フロントウイング
9.円盤売上 400枚
OP 田村ゆかり 「永遠のひとつ」
ED 亜咲花 「Eternal Star」
どんな作品か?
1999年8月 本土から遠く離れた海に浮かぶ「浦島」 忘れられつつあるこの島に「タイムトラベラー」を自称するひとりの青年が流れ着く。
その青年は、凛音、夏蓮、紗羅という3人の少女たちと出会い、やがて島の未来を変えるべく奔走をはじめる。
排他的な因習と数々の謎を秘めた浦島をめぐる青年と少女たちの物語がひも解かれる――。
キャラクター紹介
三千界切那 さんぜんかい せつな
CV鈴木達央
御原凛音 おはら りんね
CV田村ゆかり
枢都夏蓮 くるつ かれん
CV阿澄佳奈
伽藍堂紗羅 がらんどう さら
CV山村響
評価
1.メッセージ性
2.構成・脚本
3.演出
4.オリジナリティー
5.キャラクターの魅力
6.音楽
7.作画
上から順に重視する。0-5ポイントで評価し、最小単位が0.5ポイント。
1.5等外 2.0悪 2.5可 3.0中 3.5良 4.0上 4.5極上 5.0完璧
良い点
1.記憶喪失の未来から来た青年と、謎が多い島という設定
2.スローテンポなため、謎を考えながら見て楽しめる
3.12話の着地 終わり方はきれい 1クールにしてはよくまとめている
悪い点
1.尺が足りていない 特に9話 10話の説明不足感は否めない
2.伏線が多く良い構成だが、分かりやすい もっと隠すべきだ
無料視聴 無料動画サイト

1.dアニメストア
2.Netfilx
3.Amazonプライム・ビデオ
4.U-NEXT
5.バンダイチャネル ←1話無料配信
6.フジオンデマンド FOD
7.Hulu
感想 ネタバレあり
タイムトラベル×恋愛 な作品「ISLAND」 feel制作でゲーム原作かつタイムスリップもの この点は「失われた未来を求めて」に似ていると感じた
「グリザイアシリーズ」が好きで同会社のフロントウイングが原作と知り興味を持つ
1999年8月の小さな島を舞台に、なぜ未来人がやってきたのか? 未来では何が起こったのか? 記憶喪失の青年が少しづつ記憶を取り戻す様が面白い
序盤7話はスローテンポで展開が少なく、ここで視聴を止めてしまう人も多いみたいだ。確かに展開は少ないが伏線があるため「これはこうかな~ これってここにつながるのでは?」と考えながら見てみると面白い
8話B~10話はタイムトラベルものでよくある超展開がやってくる 未来が舞台となるのだが、あまりの世界観の違いに「あれ…? 見るアニメ間違えた??」と驚くかもしれないが、同じアニメである
11話 12話(最終回)は記憶がある状態で現代に戻り、1話から10話までの伏線や謎を回収していくというのが大筋のストーリーだ
ラストの落ちは予想しやすかった。5話B「輪廻の蛇」というSF小説が出てくる。その話を元に伽藍堂家(ガランドウけ)の過去が展開される
輪廻の蛇・・・親と子は同じ存在であり、自分から自分自身を生むことが可能だ という理念や考えた方
この時点で凛音=玖音という関係性に気付き、次の6話7話で確信へと変わる
いくら母親だからといっても凛音に似すぎているし、回を増すにつれ登場回数も増えている。アニメにおいて「親」という存在は重要なポジションになるか、ほとんど描写されないかの2択である
登場回数も増え、切那に対する意味深な対応と感情を織り込んでいる。よって玖音は重要になるキャラだという展開が読みやすい
しかし、展開を読めても楽しめたため、展開が読めなかった人たちはさらに楽しめたと思う
まとめ
feel.が手掛けたということでヒロインのかわいさがあった
タイムトラベルものらしい構成だったと感じる。序盤では伏線を張り、中盤で事件が起こって急展開、終盤で序中盤でばらまいたパーツを回収しピース同士をつなげるという構成だ
しかし、スローテンポな割りには尺が足りないと感じた。序盤の展開にもっとスピード感を持たせ1話か2話削る。そして、その削った1話2話分を未来編に持ってきて、未来の世界感を深く描く。深く描くことで「過去へのタイムトラベル」への動機も強化できたと感じる
12話にしては上手くまとめられ、細かい点を気にせず視聴すれば、おおむね満足できる作品だ
あなたの〈アニメライフ〉に少しでも役に立ったのなら、記事を書いた甲斐がありました。最後まで読んでくれてありがとう。ではまた、黒木白桃でした
公式サイト

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ロバート・A・ハインライン輪廻の蛇
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